WindowsをSSHでログインできるようにする場合の注意点

投稿者: | 3月 19, 2022

実は、Windows 2019あたりから、Windows ServerにSSHサーバとクライアントを普通に入れることができる。
以前だと、OpenSSHを持ってきて設定しなければならなかったのだが、OS標準なので、簡単にインストールができる。

インストール方法は以下に書いてある。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/openssh/openssh_install_firstuse

ほんと簡単にインストールができる。

さて、sshを入れた理由の一つに証明書認証なんだが、Administratorに証明書認証ができない。
C:\Users\administrator\.ssh\authorized_keys にキーを入れたのだが認識しない。

どうやら管理者ユーザだけ

C:\ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys

にキーを入れる必要があるらしい。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/openssh/openssh_keymanagement#administrative-user

もちろん、authorized_keys以外は、C:\Users\administrator\.ssh\に置いておいて利用することができる。

ちょっとはまりどころだった。ログインシェルをPowershellにして使っている。なかなか便利。

ちなみに、Windowsでsshの証明書キーで空のパスフレーズを作るのにはコツがいるらしい。めんどくさいのでLinuxで作ってしまった。
WindowsのOpenSSHにもssh-agentがは入っているので、パスフレーズをいれてもよかったのだが。

まぁ、これでまた、パスワードを入力するという作業が減った。ぶっちゃけ、パスワードを入力している時間はほんと勿体無いし、セキュリティリスクにもなるような。

ちょっとした小ネタでした。

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