VMware Fusion for Apple Silicon (m1 CPU)にUbuntuをインストール

投稿者: | 9月 27, 2022

2022/9/27 アップデート

VMware Fusion 22H2 Tech Preview  (2022/9月版)に更新すると、Ubuntu Server 20.04.4でkernel更新しても問題はなくなる。(以下は不要)アップグレードしたほうがいい。

また、Ubuntu 22.04.1もインストールが可能になった。ただし、イメージは、https://cdimage.ubuntu.com/ubuntu-server/jammy/daily-live/current/jammy-live-server-arm64.iso を使うこと。リリース版はダメ。

 

VMware Fusion 22H2 Tech Preview  (2022/9月版)

https://communities.vmware.com/t5/Fusion-Tech-Preview-22H2/ct-p/3022

 

 

以下は以前の記事

一見簡単そうなんだが、実はインストール後の再起動でOSが起動しない。Exiting boot servicesで止まってしまう。実はKernel Update後にも起きていて。そうKernelの問題。
Ubuntuのインストーラーがインストールの最後にKernelアップデートを行い、最新KernelだとVMware Fusion m1ではブートできない。

UntitledImage

どうやらブートできるKernelバージョンは、Ubuntu 20.04.4 GAのKernel (5.4.0-100)までっぽい。

よって、クリーンインストールする場合は、少し注意が必要。

Ubuntu 20.04.4 ARMをクリーンインストールする方法

  1. 利用するISOは ubuntu-20.04.4-live-server-arm64.iso
  2. VMの設定を作る時にネットワークを切断しておく。
  3. ISOからインストール(ネットワークが外れているのでインストール時のkernel更新は行われない)
  4. インストール後の再起動 (再起動時には、ネットワークを接続しておく。ネットワークにつながっていないと起動に時間がかかる。)

仮想マシンを構築するときには、初めからネットワークをダウンしておくと確実。

UntitledImage

ログインをして以下のコマンドを実行
#以下でkernelのアップデートを抑止する

sudo apt-mark hold linux-generic linux-headers-generic linux-image-generic

あとは普通にパッケージ更新

sudo apt update
sudo apt -y upgrade
sudo apt -y install open-vm-tools
sudo apt -y autoremove
sudo reboot

どうやらKernelのバグらしいが、これでしのぐしかない。ARMの環境を使うのにラズパイも面倒なので。。。

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