Santa Rosa Thinkpad で一番まともに動くLinuxは。。。

投稿者: | 1月 22, 2020

Thinkpad からWindowsXPを削除しました。諸事情で。
Linux関連の仕事をしているのですが、やっぱり、EEEPCでは仕事はつらい。よって
Thinkpad X61 平日用
EEEPC      休日用
と中央線、阿佐ヶ谷、高円寺通過!みたいな感じになりました。(昨日強風のため、中央線は臨時停車していました。これ余談)

いろいろ試してみた結果、Thinkapd のOSはSuSE Linux Enterprise Desktop 10
に決まりました。インストールをしてみようという方のために簡単な手順。

まず、SuSE Linux Enterprise Desktop 10を入手します。評価版でもかまいませんが、
必ず、評価版の場合登録してレジストキーをもらってください。ダウンロード時に表示されますから、
メモします。(なぜならパッケージアップデートしないと Thinkpadが動作しない。)
次に普通にインストールしてください。特別な設定は無しです。
最後にカスタマーセンターに登録して、パッケージのアップデートをしてください。一時間は見てください。

これで、3Dデスクトップが動作(意味もなくクルクル回る)し、サウンドも何事もなかったように鳴ります。(鳴らない場合は、ミキサーを確認!)

指紋認証は、以下で使用可能になります。
# tf-tool –add ユーザ名
一つの指を3回擦る。
Windowsだともっとたくさんの指が登録できるのですが、Linuxは一本だけ。私は、自分とrootの登録をしました。あとは、パスワード入力で擦ればOK。もうrootのパスワードは覚えていません。
(OpenSUSE10,3で同じことをすると、Gnomeスクリーンセーバーが解除できない。。。)

モデムとSDカード、ハードウェアプロテクション、TPM以外は、普通に使えます。(無線LANはモデルに
よります。Intelの11n未対応のものならば動作するはずです。)

SDカードのドライバは、RICOHのブリッジで特殊らしく、OpenSUSE 10.3なら動作しますが、SUSE Linux Enterprise 用にバックポートされたドライバが存在します。
http://en.opensuse.org/SLE10SP1_Ricoh_internal_cardreaders
以下のコマンドを実行
# rpm -ivh http://download.opensuse.org/repositories/home:/fseidel:/sdhci-backport/SLE_10/src/sdhcibackport_2.6.16-0.1-14.1.src.rpm
# rpmbuild -bb –clean /usr/src/packages/SPEC/sdhci.spec (ファイル名失念)
# rpm -ivh /usr/src/packages/RPM/(アーキテクチャ)/sdhci.rpm(ファイル名失念)
ソースパッケージからパッケージ作成をしたことがないのであれば、それぞれ1つずつのファイルなので迷いはないはず。カーネルがアップデートされたら毎度実行してください。
これで、SDカードが使えるようになります。(SDHCカードは無理でした。)

もし、どうしてもWindowsが使いたい場合は、Xenを使うといいでしょう。ただし、ノートでXenを使う場合は、パワーマネージメントが効きません、ご注意を。

動画関連は、PACKMANを入れればOKでした。OpenSUSEよりもフォントが綺麗なので、本当に普通に使えてしまうのがすごい。

だまされたと思って、SUSEに乗り換えてみてはと思います。乗り換え失敗を経ての感動でした。
あっ、ちなみに私は、x86_64版を入れています。

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