VMware + SUSE Linux

投稿者: | 1月 22, 2020

SUSEのイメージをVMwareで作成すると、ネットワークデバイスが見えなくなることがある。
(特にVMware Toolをインストールしたり、クローンを作ったりすると)

  • ネットワークデバイスの問題

ネットワークドライバは以下のファイルで指定をする。
/etc/sysconfig/hardware/hwcfg-bus-pci-0000:02:00.0
MODULE=”pcnet32″

ネットワークデバイスは、以下の3つを使うことができる。
pcnet32 (AMD PCNET32)
vmxnet (VMware Serverで使われていたデバイス)
e1000 (Intel EtherExpress 1000)

32bitの場合、デフォルトでpcnet32になり、vmware toolsをインストールすると、vmxnetも使えるようになる。
64bitの場合、e1000がデフォルト。
また、vmxファイルに以下の記述が必要
ethernet0.virtualDev = “vlance”
ethernet0.virtualDev = “vmxnet”
ethernet0.virtualDev = “e1000”

面倒なのが、32bitの場合pcnet32もvmxnetも使えてしまうので、使うドライバを必ず設定をしたほうがいいかも。

MACアドレスの問題
クローンをしたり、VMのUUIDを作り直したりすると、MACアドレスが変わってしまうのでネットワークに接続ができなくなったり、eth1が表示されたりする。

SuSE側で対応をする
/etc/udev/rules.d/30-net_persistant_names.rules
このファイルをみると、MACアドレスと、デバイス(eth0)が紐づいていることがわかるので
正しく修正をする。

vmx側で対応をする
MACアドレスをvmxで固定にするには、
ethernet0.addressType = “static”
ethernet0.address = “00:50:56:3e:86:29”
とする。ただし、使えるMACアドレスの範囲は、00:00:00 ~3f:ff:ffまで。
詳しくは、http://sanbarrow.com/

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