VMware Fusion Tech Preview 22H2を入れてみた (Windows 11編)

投稿者: | 7月 30, 2022

待望のVMware Fusion Tech Preview 22H2が来た。

Windows11を入れてみたの巻。

実は待てなくてパラレルズで使っているのだが、使い慣れなくてあんまし利用していない。やっぱりVMwareで使いたい。

まず、結論としては、VMwareはTech Previewなのでドライバーが揃っていないので、実用で使うのは難しいかもしれない。

 

Windows11のISOをダウンロード

Insider版のVHDイメージをコンバートしてもよかったのだが、やはりISOで入れたいので、以下からISOを作るためのZipファイルをダウンロードして、WindowsマシンでISOイメージを作成した。

https://uupdump.net

落としたBuildバージョンは22000.832。とりあえず今日の最新。

 

仮想マシンの作成

特にむずかしくなく、Fusionのウィザードに従う。

UntitledImage

暗号化のパスワードを設定する必要がある。パスワードを晒してしまっているが、このマシンは既にない。

UntitledImage

仮想マシンの設定では、WebCamは削除しておいてもいい。理由は、ドライバーがまだ無いから。それ以外のデバイスの削除はやめた方がいい。

UntitledImage

また、Linuxのように、NICの設定をエディタで変更する必要もない。デフォルトがvmxnet3になっている。(Windows Server 2022のように、MSのイメージにvmxnet3のドライバは入っていないので、インストール直後はネットワークに接続ができないので注意。)

ちなみに、Hardware Versionは19と20が選べる。Hardware Version 20の仕様は以下。

UntitledImage

 

OSのインストール

ISOで起動すると、あとは普通通りにインストールができる。

UntitledImage

UntitledImage

vmxnet3のドライバーがないので、インターネットに接続していません。を選択。

UntitledImage

これでインストール自体は完了。インターネットに接続できてないからアプリがない。

UntitledImage

デバイスマネージャの表示は以下。結構ない。VMware Toolsが解決してくれるはず。。。

UntitledImage

 

VMware Toolsのインストール

Fusionのメニューからいつも通りVMware Toolsをインストールする。

ただし、setup.exeを実行するのではなく、Powershellスクリプトを実行する。

Windows Terminalを管理者権限で起動して以下を実行。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

Windows Terminalは閉じていい。

VMware ToolsのISOでsetupを右クリックして、PowerShellで実行を選択。

UntitledImage

以下のようになればOK。

UntitledImage

なんと、vmxnet3とSVGAドライバしか入れてくれない。

デバイスマネージャを開くとこんな感じ。

UntitledImage

まだ未対応のデバイスが残っている。USBもかろうじてキーボード、マウスだけで利用(認識しないからと言って、削除してはだめ、キーボード、マウスが使えなくなる。)。WebCamは削除しても問題はない。

さらに、VMware Toolsのサービスもないので、外部からシャットダウン、リブートはできない。つまり、VMware Toolsは、最低限のドライバーしかいれてくれない。製品版に期待。

というわけでまだ、パラレルズは手放せないということがわかった。

コメントを残す