Tiny Core LinuxをESXにインストール

投稿者: | 10月 30, 2020

あまり重要がないかもしれないエントリ
ちっこい仮想マシンが欲しい。であればMS-DOSとかでもいいのだが、少しまともなVMが欲しい。
Tiny Core Linuxで作ってみる。
設定としては、sshでログインができて、VMware Toolsが起動している状態を作る。

Tiny Core Linuxの入手元
http://tinycorelinux.net/downloads.html
CorePlusをダウンロード。CorePlusをダウンロードしないと起動後にローカルインストーラが表示されない。
最新バージョンは、v11.1の様子。

 

2020/10/30 追記

Coreでもインストーラが出せる。

ログイン後以下のコマンドを実行することでCLIのインストーラが使える。
tce-load -wil tc-install
sudo tc-install.sh

この場合、メモリは256MB以上必要、ディスクも最低でも32MBは必要。

 

vSphere 6.7U2で作成
F4710E3C 38EE 44D3 A7AE 6B400E8B7A1A
Kernel versionは、5.4.3-tinycoreなので、Other 4.x or later Linuxを選択 32bit版でも64bit版でもいい。Tiny Linuxは、32bit版も64bit版も作れる
A274ADCF DAFF 4BB7 BEC6 4BFF08F4B49C
メモリは512MB以上必要だった。ディスクも最低でも256MBは必要。SCSIは、準仮想(デフォルト)、Etherもvmxnet3(デフォルト)で問題なく利用可能
FDF79A05 52D7 44D0 A2D8 4974975774DD
BIOSブートに変更する
9E0212B8 4382 49A9 AAA7 B62513D09997
電源オン。ちなみに、WebコンソールだとXwindowのマウスが使えないので、VMRCで接続する。

3E91C4C8 68A9 4FDA BBA7 2A12523997A2

ログイン画面もなく、いきなりデスクトップが表示されるので、右クリックでtc-installを選択
809877C4 29C4 4D75 8943 CAC0E8225FD3
以下のように選択して次へ
9EA74F32 B7B1 4956 8F91 AF0704BB6092
以下のように選択して次へ
2DA25B7A 88A6 41A2 991C 1DAE6145122F
カーネルパラメータは適宜設定。ちなみにrootでログインできるsuperuserは選択してはならない。tce-installコマンドが使えなくなる。
BCA6B1EF F746 427E 916D 01A2B06C3D67
以下のように選択して次へ
F2CE836A 33CA 4C3D 9464 AA7EC267B9E5
Proceedをクリック
7E6087D5 8074 4467 8A34 93D7C4B0ADAC
インストールが完了したら、ウィンドウを閉じて、右クリックしてExitを選択してリブート

B4F4590C 56EE 442E 9CAB F1E4807CDFFD

VMRCを開き、コマンドプロンプトが表示されたら、以下のコマンドを実行。ここは我慢
tce-load -wi openssh.tcz
cd /usr/local/etc/ssh
sudo cp sshd_config.orig sshd_config
passwd tc
sudo /usr/local/etc/init.d/openssh start
ifconfig

これでsshで入れるので、ssh tc@IPADDR でログイン
以下のコマンドを実行
cd /usr/local/etc/ssh
sudo cp ssh_config.orig ssh_config
tce-load -wi pcre.tcz
tce-load -wi open-vm-tools.tcz
tce-load -wi curl.tcz
tce-load -wi parted.tcz
echo “/usr/local/etc/ssh” >> /opt/.filetool.lst
echo “/etc/passwd” >> /opt/.filetool.lst
echo “/etc/shadow” >> /opt/.filetool.lst
echo “/etc/group” >> /opt/.filetool.lst

sudo vi /opt/bootlocal.sh
以下の2行を追記
/usr/local/etc/init.d/openssh start
/usr/local/etc/init.d/open-vm-tools start

filetool.sh -b
sudo halt

電源が落ちたらCD-ROMデバイスごと削除して完成

ちなみに、ホスト名はboxになる。
ホスト名を変えるには、
sudo hostname 新しいホスト名

VMテンプレートにしてもIPアドレスだけはかぶらないので、頭数に使える。

なんか疲れたw

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