去年まで、実家を出ていたが、実家がもぬけの殻になったのと、相続の関係で実家に引き上げてきた。相続で言えば、「実家に住む!」と言えば、相続税が安くなる。築50年程度の家だが、今のご時世にローンで家を買う、年齢的にも無理なので、隙間ありありのG入りまくりの家でも、雨風が凌げるのであれば住んでしまうことにした。で、結果どうなったのかというと、片付かないので、ガラクタが散乱することに。。。そのガラクタの中から、変なものが出てきた。
閑話休題
出てきたのがこれ。上がThunderbolt NIC、下がThunderboltからThunderbolt3変換アダプタ。
Thunderbolt NICは、Mini Displayportと同じ形状で、Thunderbolt変換は、USB-C形状。初代Intel NUCって、Etherがついておらず、Thunderboltが付いていた。NICをつけるためには、これまた、唯一入手可能だったAppleのThunderbolt NICを使うことに。あと、一時期サポートされていた、ESXをMac Miniで動かす時にも利用したかもしれない。Thunderboltアダプタは、何で買ったのかイマイチ覚えていない。
さて、連結すると、以下のようになる。
見た目USB-Cだが、 Thunderbolt NICができる。どうやらどちらも新品では手に入らない様子。
M1 Macbook Airでちゃんと認識している。
Thunderbolt
Ethernet
通信結果は以下。
まずは、ルータまで。EdgeRouterは、iperf3が内蔵されているので便利。
ほぼほぼ1Gbpsで通信ができている。
インターネット
回線は、Nuroの2Gbpsなんだが、NuroのルータもEdgeRouterが1Gbpsのリンクしかないから実質1Gbpsが最大。
この構成で1Gbpsフルフル出ている。
USBのNICだとここまで出ない。すごく速い。
さて、ここまではよかったんだが。。。実は設定を手動にしていて、Jumbo Frameを有効にしていたのだが、少し使っているとNICが切れる。
自動の場合はこの事象は起きない。調べてみるとJumbo Frameを利用する場合は、AVB/EAV Modeをオフにしないとダメらしい。
AVB/EAV Modeは、音楽用のモードっぽいが、対応機器もないのでオフにしても多分問題ない。Netgearのページに解説があった。
https://kb.netgear.com/ja/000060406/EAV対応について?language=ja
さらに、このAVB/EAV Modeは、Apple純正NICあるいは、Intel NICでしか表示されないらしい。
よく考えたら、以前、M1 Mac Miniを持っていて、やはりJumbo Frameを有効にするとネットワークが切断されまくっていたのを思い出した。
USBのNICを使っている人は、このヘンテコThunderbolt NICを試してみる価値はありそう。唯一の難点は、入手困難とThunderboltの端子の数。自分は、Thunderboltハブを持っているので、どうにかなったが。
ということは、最終的なコストは結構かかるかもしれない。
というわけで、速いNICが誕生というか、ガラクタの行き先、第2の人生が決まったという話でした。
最後に。。。
Jumbo Frameを有効にしていたら、ネットワークがやはり死んだ。VLANを使っているからか?MTUが上手くない? 他のネットワークセグメントへのアクセスができなくなった。10年も稼働しているNASが死んだのか?と思った。心臓に悪いので、Jumbo Frameを無効、つまり、Autoに戻した。やはり、MACだとJumbo Frameはやはり動かないというか、動かさないほうがいいのかも。
Jumbo Frameを無効にした結果。。。
インターネットへのスピードは変わらないが、内部のスピードは落ちてしまった。。。