普段でも結構適当に見過ごしていることが多い。特に何かのメッセージの順番。出てくる順番ってあまり気にしていることはなくて、出てきてくれればいいやということが結構あるし、順番がすごく文句を言われることもある。例えば、大きいファミレスだと、先に入ったのに、後から入ったほうが先に提供されてもあまり気にしないかもしれない。ラーメン屋さんだと、順番が変わっただけでゴラーということもある。行きつけのつけ麺屋さんだと、中華麺のほうが茹でる時間が短いので、つけ麺より提供が早くなるため、提供順番が変わることがあると書いてある。多分、それで事件が起きたのだろう。。。
閑話休題
vCenterには、VMのIPアドレスが書いてある。
デフォルトだと、デバイスの並びなのかもしれない。
ens192 192.168.128.101
ens224 192.168.128.102
ens256 192.168.128.100
この順番を変えて、ens224 192.168.128.102を先頭に持っていきたい。。。ものによっては、この順番でアクセスを試みるものがあるようだ。まぁ、これは全て同セグなのである意味問題はないと思うけど。
対応方法
以下を参考に設定をする。
P42 プライマリおよび低優先順位のインターフェイスを設定する。/etc/vmware-tools/tools.confがなければ、サンプルファイルをコピーする。
vi /etc/vmware-tools/tools.conf
[guestinfo] にある、以下、コメントアウトして、NICを列記
# Set a comma separated list of network interface names that can be the
# primary ones. These will be sorted to the top. Interface names can use
# wildcards like ‘*’ and ‘?’. Default is no value.
primary-nics=ens224
# Set a comma separated list of network interface names that have low priority
# (so they will be sorted to the end). Interface names can use wildcards like
# ‘*’ and ‘?’. Default is no value.
low-priority-nics=ens192,ens256
ちなみに、表示させたくない場合は、以下を設定する。Linuxだと、dockerやKVM関連、WindowsだとHyper-V関連のブリッジは表示させないようにしているらしい。ただし、docker-composeで作った別ネットワークはこのフィルターに引っかからないので表示されてしまう。
# Set a comma separated list of network interface names that shall be ignored.
# Interface names can use wildcards like ‘*’ and ‘?’.
# Default for Linux and all non-Windows:
#exclude-nics=veth*,docker*,virbr*
# Default for Windows:
#exclude-nics=vEthernet*
以下で反映させる。ちなみに、すぐ反映する。
systemctl restart vmtoold
ちなみに、この機能が使えるのは、Open-VM-Tools 10.2.0以降の様子。