だいぶ前に、Raspberry PI 4にESXを入れようとしていたが、なかなか時間が取れず。
まして、vCenterが6.7のままだったし。。。
vCenter 7.0U1にしたので重い腰を上げてみた。
Raspberry PI 4にESXを入れる方法
以下が詳しい。
https://qiita.com/inasato/items/3e1ecbb9f57ced86d75b
準備するものは、
Raspberry PI4 (8GB RAM)と電源
HDMIケーブル x1 (HDMIの接続できるディスプレイも)
USBメモリの類
Raspbery PI 4のファームを上げるためのRaspbery PI OS用
Micro SDカード(8GB以上) x1
UEFI起動用
Micro SDカード(8GB以上) x1
ESXi インストーラー用
USBメモリ 1GB以上
ESXi 本体インストール用
USBメモリ 1GB以上
USBキーボード
どれが不足してもインストールができないので注意。特にHDMIケーブルは手元にないかもしれないので。
あとは以下にしたがって、実行
https://qiita.com/inasato/items/3e1ecbb9f57ced86d75b
ちなみに、RPi4_UEFI_Firmware_v1.20.zipでなくて、本日最新のRPi4_UEFI_Firmware_v1.21.zipを利用したが問題なく動作した。
ESXi自体はIntel版と同じで、ほぼほぼ同じ設定が可能。また、USB-NICを増設する場合、AXのUSB-NICは認識しないので、RealtekのNICをお勧めする。
元のブログが詳しいので、今回はこちらをご紹介
vCenterに普通に登録が可能。また、データストアがない状態なので、データストアはNFSをマウントした。
Ubuntu 20.04.1のARM版のISOが普通に使えてインストール可能だが、自分の環境の場合、インストールのアップデートを入れるフェーズで必ずESXがハングしてしまう。アップグレードが始まったらリブートしたほうがいい。
また、Ubuntu 20.04.1のVMでは、vmxnet3のネットワークカードが利用可能。VMware ToolsはUbuntu 20.04.1のARM版ISOに入っていないので、コンパイルしているしかない。
以下を参照
https://tech-mmmm.blogspot.com/2020/10/esxi-arm-editionlinuxopen-vm-tools.html
コンパイル時に入れた追加パッケージが気になるようであれば、以下を実行すると綺麗に消してくれる。
apt autoremove automake make pkg-config libtool libglib2.0-dev