SUSE + emacs + egg + mlh + anthy

投稿者: | 1月 22, 2020

SUSEで使っている人いないみたいですねぇ。

mlhは使ってみるとめちゃくちゃ便利。なんてったって、emacsがモードレス(漢字入力の切り替え)がまったく不要。TeXやhtmlをべた書きしている人は、とても便利です。大学時代はかなり愛用していました。先輩ありがとー。(作者は、大学の先輩で指導教官の教え子らしい。)

tamagoのインストール
rpm版とかのインストールはしないで、最新版を入手します。
# cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/tamago login
パスワードを入力せずにEnter
# cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/tamago co tamago
最新のtamagoがチェックアウトされます。
# cd tamago/
# ./configure –prefix=/usr
prefixを/usrにしているのは、SUSEのemacsのsite-lispにあわせるためです。
まだ、バイトコンパイルはしません。
http://anthy.sourceforge.jp/cgi-bin/hiki/hiki.cgi?Emacs%A4%AB%A4%E9#l13
に記載されている自家製tamagoなAnthyを参考にして、
http://www.meadowy.org/~shirai/elips/egg-anthy.tar.gz
入手して、展開します。
anthy.elとanthtipc.elをチェックアウトしたtamago付属のものと入れ替えてコンパイルします。
# make
# make install

以下の設定をします。
.gnu-emacs-egg
(set-language-environment “Japanese”)
(setq default-input-method ‘japanese-egg-anthy)
(setq mlh-default-backend “anthy”)
(require ‘egg)
(require ‘egg-mlh)
(global-set-key ” ” ‘mlh-space-bar-backward-henkan)

次に、.emacsを以下のようにします。
(if (file-readable-p “~/.gnu-emacs”)
(load “~/.gnu-emacs-egg” nil t)
(load “~/.gnu-emacs” nil t)

.gnu-emacsが読み込まれる前にロードしないと、anthyと接続ができませんでした。

これで、emacsを起動して、
watashiwa/emacss/wotukaxtuteimasu./ [スペース]
と入力するとあら不思議。

冗談抜きで、卒論の作成効率は、3倍になります。

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