OSを入れなおそうと思っていましたが、デフォルトでも結構使いやすい。というか、単純にOSを入れなおすだけではなく、ドライバとかアプリを入れなおさなきゃならない(LinuxでもXPでも)
EEE PCを使って思ったのは、
ハードウェア
いじり倒したいというキモチが起きる
そんなにたいしたハードウェアではない(探せばもっとスペックがいいものがたくさんある)
値段が手ごろ
できればCFスロットが欲しい(私だけか。。。)
ソフトとOSのバランスが取れている
起動が速い
2GのSODIMMを入れても1GBしか認識しない。(プレインストールLinuxの制限、SUSEでは2Gを正しく認識しました。)
Linuxの醍醐味というか最初の難関ってやっぱりインストールだと思いますが、EEE PCは完全な状態でOSが入っているのは、すごい。そして、Fnキーなどのすべてのファンクションが動作します。
HWとSWがちゃんと調整されています。Linuxの場合、x86系マシンなら動作しますが、やはりプロダクトとして、形成されています。市販のノートPCでLinuxをインストールした場合、ここまでしっかりは動作しないと思います。(何かしら使えない機能などが出るはず。)
起動が速くて小さいのは、とても革新的です。たとえば、iPodの起動を待たされたら、使いますか?
よくあるのが、PCを移動中に立ち上げようとしたら目的地に着いてしまったという話。作りこんだWindowsXPのノートっていくらチューンアップしてあっても起動に時間がかかります。サスペンドもしくは、ハイバネーションしておけばいいのですが。EEE PCの場合、SSDですから、シャットダウンしてあっても起動は滅茶苦茶速いです。バッテリの持ちが悪い分シャットダウンしておいても大丈夫です。
山手線 新宿ー代々木間でも立ち上げられます。
ソフトウェア
なんやかんやで必要なものがそろっている
Linuxだろうが、XPだろうが、入れるソフトはあまり変わらないのでは。。。画面が小さいし。その分ボディも小さいし!
Linuxの通常のデスクトップとしてもすべてがそろっている
ハードやソフトだけではなく、完全にソリューションで先人を切っているような製品に感じます。
DellとかLenovoもLinuxを入れるだけではなく、そのまま使えるというのをアピールしてもいいのではと
思います。 Linux入れるだけではなく、AcrobatやSkypeなんかもプレインストールして、簡単なランチャーが付いているとかね。
Linuxをはじめたばっかりの人は、インストールにこだわってしまい、Linuxを使うことは意識していない。(Linuxを導入しているエンジニアとかベンダーの人も実はWindowsを使っていたりします。実は私も)インストールマニアにならないためにもプレインストールは重要で、プレインストールされていて、初めて実用の話ができると思います。今思えば、大学のSUN OSだって、自分でインストールしたわけではなく、あくまでも大学がインストールをしていたわけですしね。(SUN OSで歳がばれる。。。)
60や85歳の老人(父と祖母、ともにパソコンを使います)に見せてみたところ、
こんなので十分だとか、しいて言えば、年賀状ソフトがあればねぇ。(季節が季節だし)
あと画面と字が大きければ。。。
EEE PCで改めて、ソリューションの先のソリューションを感じさせられました。
私もなんやかんやでLinux業界にしますが、ハードやソフトの身近なソリューション(単にそれらが売れればいい)的な発想ではなく、一つ先のセグメントまで視野に入れた提案をしなければならないと思う今日この頃。
あくまでもそれ以上の機能を必要としない人には、最高のPCかもしれません。
ちなみに、Firefoxを使うときは、F11キーを押して全画面にして使うといいです。
USBの通信機器が欲しい。。。