今年の4月に5年以上使ったSynologyのHDDをリプレイスをした。しかし、NASのHDDの入れ替えは、RAID5やRAID6の場合は、1本ずつ抜いてリビルドすればいいのだが。。。4ベイなら4回リビルドだし、その間に交換前の他のディスクが壊れてしまうのではと思うとリスクが大きい。空きベイにHDDを入れて入れ替えるか、新しいNASを買ってデータ転送をするかということになる。
つまり、NASのHDDの入れ替えって実は、本体ごと交換になってしまうことが多いのではないかと思う。となると、NASのベンダーも入れ替えたいなんていうことも可能。ちょうど仮想化の仕事で使っていたNASがQNAPだから、今度はQNAPにした。また、Synologyでは、マルチメディア系のアプリのサポートがどんどん停止になっていった(実はQNAPも同じく、マルチメディア系のアプリが収束し始めていたことが後で判明。)のと、正直言って、Btrfsがあまり速く無いというのに嫌気がさしていた。まぁ、Btrfsを使う場合、だんだん遅くなるというのは使い方によっては受け入れざるえないのだが。
とはいえ、壊れたわけではないので電源を入れ直してみた。ちなみにHDDは10TB x 4。ただし稼働時間が5、6年なので、最終保存用としては怖い。ファームは最新のDSM 7.3.1。
ほんとまだ動く。

アプリケーションは、DockerとAIアプリを入れてみたが、結構スッキリ。

Synologyは、ホームページを見る限り、Enteprise ストレージに舵をきっていて、以前のようなホーム、SOHO向ではなく企業向けの単純なファイルサーバやバックアップ用途。中身は普通のPCハードウェア(この手のNASはみんなそう)でファイルシステムがBtrfsなので、実際のところはEnterprise方面は厳しいのかもしれない。価格勝負でということになるが、HDDは専用HDDを必要としたりするので、実はそれほど安くはならないのかもしれない。さらにこの物不足でもっと大変そう。
AIアプリは、LLMと連携ができるっぽいが、中身は、Copilotもどきか?NASにオフィス製品を入れる気はないので、ここで中断。

DockerやLinuxカーネルは実績重視なのか結構古め。というかSynologyでDockerをバンバン使っている人の話は聞かない。

もし、マルチメディア系となるとUGreenみたいな新興系のほうがいいかもしれない。SynologyやQNAPでメディアサーバ系のアプリを入れる場合は、コミュニティのアプリか、Dockerで入れる必要がある。自分的には、iGPUのエンコードがタダで使えるJellyfinがおすすめ(しかし、今時のデータや端末は実はハードウェアエンコーディングを必要としないものが大多数なんだが)。
Synologyの戦略は割り切っててある意味いいかもしれない。しかし、今やっているAI用途だとRAGのデータとモデル置き場くらいしか使い道が見当たらない。Ext4にして、コンテナレジストリにしてもいいのだが、Ext4にすると、Synologyの機能が一部使えなくなるし、それじゃもはやLinuxの箱なので、NASの筐体である必要もない。HDDは回収してHDDだけ別に使うことにするかなぁ。しかし、売っても1万円程度にしかならない。逆に5年前のものが1万円になるのもすごいが。
一番の問題は、電気代。これにつきる。なら外付けのHDDケースでいいような。