いまだリモートワーク vs. 出社といっているが、昔は、朝8:30くらいに会社に行って、18:00くらいまで仕事をして、終電まで呑んでたり（飲みなので残業どころか散財）、９時ギリギリにいって、終電まで仕事したり（残業代付き）していた。それも毎日。リモートは価値観を変える。
リモートワークになって
いい点
- ミーティングが朝9:00あるいは8:00からできるようになった。
- 会議室を確保する必要がないので、みっちり会議が入るようになった。会議室の確保から解放される。
- 前まで移動時間に使っていた時間が仕事時間に充てられるようになった。
- 外に出ないので衣装代やクリーニング代がかからなくなった。
- 家のLABでがっつり検証ができるようになった。
- ネットがせいぜい家族だけしか使わないのでめちゃくちゃ速くなった。
悪い点
- 誰もおはようもお先に失礼しますと言わないので時間感覚がなくなり、勝手な残業が増えた。（仕事のメリハリが無くなった）
- 出掛けれられないから、自炊がメインになった。飲み物も全て自分で用意。
- 家にずっといるので電気代などがものすごくかかるようになった。
- 飲みに行く回数が減った。せいぜい家飲み。すぐ酔っ払うので酒代は減ったが。
- 人にあえなくてつらい。
- 運動不足になって肥えた。（家で動けばいいが。仕事があるしなー）
- タバコの本数が人によっては増えたかも。喫煙所にいかなくていいので。
- 仕事場の確保が大変（家庭持ちは）
出社になって
いい点
- とりあえず結果はどうであれ、俗にいう出席するだけであまり悪くは言われない。（特に、日本人マネージャーさんだと。マネージャーによる）
- 勤務時間が管理されているので、終業したら完全にオフになった。
- 会社まで行くのがいい運動になって太りにくくなった
- 気軽に飲みに行けるようになった。しかし、会社の人と飲む習慣がなくなっているので前ほど飲まない。
悪い点
- ちょっとした用事を済ませることができなくなった。
- 会議室が基本取れないので会議がしづらくなった。あるいは席で会議をしちゃうようになった。（迷惑だよなぁ）
- 自炊で格安ですませていたのに外食になるので食費は上がった。（自炊弁当で解決か？）
- 家のLABへ入りづらくなった。（携帯でVPNはれば入れるが。）
- コロナ禍で作った最高の自宅デスクトップ周りが共有のオフィススペースになって落ち着かなくなった。
- 衣装代やクリーニング代がかかるようになった。
- 喫煙所まで移動する必要がある、（人によっては、ただ移動がめんどくさいのでやめられるかもという点ではいい点。）
- 社員全員でネットの帯域を共有するので、ネットのスピードが大幅ダウン、会議室が空いていないから社内でリモートする輩がでてきてさらに遅くなる。
という背景で、リモート vs. 出社なんだと思う。
会社としては、
- 会議室を大量に確保（コロナ禍のスピード感を求めるなら）
- 席は、キューブとはいわないが、固定席を用意
- 会社LABの拡充
- 食事の提供あるいは社食で低価格に
としたら結構行く人増えるかも。最悪なのは、「うちは出社なんだ」とだけ言っていたり、コラボレーションができると言って、目の前に起こりうる課題を完全に目を瞑っちゃっている会社。納得感もゼロだけど、議論もゼロ。
しかし、それに目を瞑っても、住宅コストが激減して、通勤時間はしなくていいし、顔を出せばとりあえず評価される（上司によるが）ので出社はいいことばかり。
よく考えたら、この課題をうまく解決していたのって、コロナ禍前の日本の大企業じゃん。オフィススペースを返却しちゃった会社は大変だろうなぁ。しかし、あまり聞かない、出社にしたので会議室を増やしたり、回線を増速した会社。普通に出社したら、前年度の業績より悪くなりそうなぁ。そうでなくても落ち着くまで時間がすごくかかるかもしれない。
会議室、ネット問題が解決しなくても週3日出社って、社員のお財布的には結構いいような気がする（実質収入増加、それに残業したらきっちり記録に残るので残業代もがっぽり）。コロナ禍のスピード感を会社が放棄できるなら。
逆に、それに気がついたら、また一気のリモートに戻るかもしれない。会社としたらオフィスがある方がコスト高。来客用の打ち合わせスペースさえあれば外見的にはことが足りるのに。