大学時代は、ずっと研究室にこもって朝から晩まで、MIPSのSony Newsで遊んでいた。なんかすごいマシンだぁと思っていた裏では、同じチップがSonyのプレステで動いていたというのを卒業する半年前くらいに知った。すごい高価なマシンだぁ、欲しいと思ったら普通に売っていたのね。。。ちょうどその時、ホストがガラリと入れ替えになり、来たのがSunのマシンではなく、SGIのOrigin 200とO2。理由は、同じMIPSのCPUだったから。教官曰くMIPSくらいなら回路がわかるので自衛できるからとのこと。そんなことで、システムの大幅変更で、卒業できるの?俺。ということに。学科長は学費取るけど8年いていいからと。就職先は、ウチね。なんて言ってくる始末。
閑話休題
Minioがいつのまにかバイナリリリース、コンテナイメージのリリースを止めてしまった。まぁ、Goで書かれていて、インストール方法も一応、Githubに書かれているのでやっている最中。まぁ、書いてある通りであればそれほど大変ではないので、ソースからのコンパイルで乗り切ろうかと。ただ、コンパイルがいつ終わるのかはちょっと不安。
Minioを使ってて思ったのだが、オブジェクトストレージに撒かれるファイルって小さくて大量。もしかして、Ext4のinodeが枯渇するんじゃないかと。。。ChatGPTに聞いてみたら、使い方によっては多いにありうると。4Bファイルくらいしか置けないらしい。MinioのページにもSGIのXFSが推奨と書いてあったのはそのためだったか?いろいろ調べてみると
オブジェクトストレージに向くファイルシステム
- XFS
- ZFS (バックアップだけなら。バックアップ程度だとARCのメモリも消費しないらしい。)
の2つ。
Ext4は、inodeの制限があるので、大量なデータの保存には向かない。Btrfsは、inodeの制限はないが、CoWや圧縮をオフにしないといけないらしい。そもそも大量な小サイズのファイルが苦手。
さらに、Container Registryもこの要件に当てはまる。
Chat GPTだとオブジェクトストレージもContainer RegistryもXFSを激推ししている。XFSはReflinkも使えるので、ファイルのクローンも速く、容量が増えないんだよなぁ。
と書いている間に、minioもmcもできていた。Goが入っていれば、
go install github.com/minio/minio@latest go install github.com/minio/mc@latest
で30分はかからないと思う。まぁMinioの件は焦るほどでもないかもしれない。
最新版を落としているのは確認したが、バージョン表示がそれぞれ意味不明なバージョン名がイけていないが。
root@server1:~# minio --version minio version DEVELOPMENT.GOGET (commit-id=DEVELOPMENT.GOGET) Runtime: go1.25.5 linux/amd64 License: GNU AGPLv3 - https://www.gnu.org/licenses/agpl-3.0.html Copyright: 2015-0000 MinIO, Inc. root@server1:~# mc --version mc version DEVELOPMENT.GOGET (commit-id=DEVELOPMENT.GOGET) Runtime: go1.25.5 linux/amd64 Copyright (c) 2015-0000 MinIO, Inc. License GNU AGPLv3 <https://www.gnu.org/licenses/agpl-3.0.html>