Broadcom買収のインパクトがBitnamiにも。世間であまり騒ぎになっていないが結構問題。多くのベンダーがVMware関連の製品を出してきたが、突如有償、値上げとなると価格帯、ユーザ層がガラリと変わり、立ち行かなくなるのではと思っている。VMwareと連携ができると言われている製品があったとしても、100万円のVMwareと連携して70万円の製品の組み合わせは十分ありえたが、これが一声1000万となると、70万円なんて消費税分にもならない。そこにはもうビジネスはないかもしれない。
一方、VMwareの戦略もありで、VMwareのプラットフォームを長く保とうとするなら、安いオープン系の方向ではなく、メインフレームのようなロングタームを狙う戦略は理にかなっている。自分が社会人になったころなんて、自分が生まれた頃に設計が始まったメインフレームなんかまだたくさん動いていたし、まだ、日本でも多くのメインフレームが動いている。そして莫大な売り上げが出ている。古い、遅いと言われててもメインフレームは無くならないと思う。技術的にも。
しかし、今後は、タダで使えたVMware関連のプロジェクトの利用を控えたほうがいいかもしれない。たとえば、コンテナ環境で必ず必要となるレジストリ(レジストリのない環境なんてかなりレアだと思うが)のHarverもVMware関連、バックアップのVeleoもそう。バックアップに関してはVelero以外では無償のものはなさそうだし、他のベンダーも使っているのでVeleroだけは大丈夫かもしれないが。Veleroが有償になったらどうするの?多分、一番問題になると思う。
閑話休題
以下をデプロイしたら、
以下のメッセージが表示された。つまりバージョンを指定しての稼働はできなくなった。つまり、起動(Pull)するたびにバージョンが変わるので、ちゃんと動くか動かないかはわからない自体に。
⚠ WARNING: Since August 28th, 2025, only a limited subset of images/charts are available for free.
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回避策としては、イメージを一度、Pullをして、プライベートレジストリに保存をして、以後、そのプライベートレジストリから起動したほうがいい。
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Helmでイメージタグ(タグ/ダイジェスト)を確認
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dockerhubからctrコマンドでプルして、プライベートレジストリにPush
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HelmからChart.yamlを取り出して、そのChart.yamlから展開
とすることにした。プライベートレジストリの存在がないともはややってられない。まぁ大抵プライベートレジストリがあるが、利用頻度が高くなるので、利用ルールとか作っておいた方がいいかもしれない。
今日は、ここまで。上記を検証をした結果を追記していく。インパクト甚大だったので、とりあえず書いてみた。