あんまり興味がなかったんだが、たまたま夜中のAppleのイベントを見てしまったのが運の尽き?Apple Siliconのプレゼンは、以前メインフレームのCPU担当をしていた自分からすると素晴らしいので、思わず。。。ポチってしまった。
自分的にApple Siliconの何がすごいと感じたのか?
まず、CPUコアにメモリが載っているということは、CPUとメモリの距離が近い、つまりキャッシュの負荷も少なくさらに帯域幅が取れるのでは?とコア数が多い場合、キャッシュがあるとキャッシュの情報を得るためのスヌープ(盗み見)が多くなり、それだけでCPUの帯域を食ってしまうのではと。また、コアの中に詰め込むだけ詰め込めば、周辺のGPUとかとの通信も有利。
メモリは最大でも16GBしかないのは致し方ないかなと。逆に大容量だと外付けになるかコアのサイズが大きくなってしまうか。
次に、やはり熱がでないというのは大きい。MacBook Airはよくファンが回る。ファンレスだったMacBook 12インチは、ファンがついていない分、CPUの温度が100度とか簡単に行ってしまう。MacBook Airも、MacBook 12インチも仕事が終わってカバンに放り込むと、カバンのなかはホカホカになってしまう。
パフォーマンスは、どうなんだろうか。。。ベンチマークテストの結果が一人歩きしているような気がする。まぁ、ベンチマークが悪いマシンは実用でも遅いのだろうが。。。
早速電源をオンしてみると、Big Sur 11.0がインストールされているので、早速アップデートをする羽目に。GarageBandのライブラリやXcodeをインストールをするのに3時間くらいかかった。
実際調べてみると、ネイティブアプリ(Universal)はまだ少ない。ぶっちゃけ凄い速い感じはしない。ただ何をしてもスピードの減速もないし、なんせ筐体が全く熱くならない。電源はいっているの?という感じ。もちろんパネルをあげればすぐ表示される。全くもっさり感がない。
しかし、いいことばかりではなく、今だと仮想化関係は動かせず、さらにhomebrewがまだ完全対応していない。互換性を求めるならば、まだIntel Macのほうがいい。普通にMACの使い方であれば、全く問題ないが。
Mac mini,MacBook Air, MacBook Proどれもほぼ一緒でファンがついているかどうかだけど、MacBook Airの発熱を考えるとMacBook Proは、少し余計かもしれない。
ちなみに、Intel版のMacBook Air 2020のケース、キーボードシート、トラックパットのフィルムが使える。
アーキテクチャがARMに変わってしまったが、Apple Siliconは、買いだと思う。問題があるとすればBig Sur起因の問題が大きいかもしれない。とにかくドライバ系が少ない。
というわけで、仕事用のMACはIntel Macにして、プライベートはApple Siliconにした。実際、まだApple Siliconはよく業務での使用が厳しいから、今、Intel Macを売ると結構高く売れる。。。