ダウンロードしておいたほうがいいVMware Toolsバージョン

投稿者: | 10月 12, 2024

2024/10/12追記。Windows 64bit のみサポート12.5.0について

2024/ 5/17追記。無償アカウントだけで以下から落とせる。

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

古いバージョンは、https://packages.vmware.com/tools/releases/ からOS毎に(Windows/Linuxのみ)落とすことも可能。もう古いOSの最新VMware Toolsは落とせない場合があるので注意が必要。

最悪は、VMware Workstation/Fusionをインストールして、ISOイメージを取り出す(Windows/Linux以外)

2024/ 5/15追記。ダウンロードリンクで到達できないので、ダウンロードURLは残してリンクは削除しました。古いバージョンはもう入手できない。

2023/10/8追記。修正及び全面刷新。ダウンロードリンクもつけた。

2023/10/7追記。RHEL5でのVMware Tools 10.3.22について

 

調べてみた。。。

最新のVMware Toolsでは、Windows Vistaより後のバージョンのOS以外サポートされていない。なので、古いOS(例えばNetwareやSolaris、Windows XPなど)のVMware Toolsは同梱されていない。

LinuxやFreeBSDに関しては、VMwareから提供されるVMware Toolsが利用できるのはRHEL6/Ubuntu 12.04/SLES11/FreeBSD 9まで。それ以降は、open-vm-toolsを使うことになっている。

https://github.com/vmware/open-vm-tools

  • Red Hat Enterprise Linux 7.x以降 
  • Oracle Linux 7.x以降 
  • CentOS 7.x以降 
  • Asianux 7.x以降 
  • SUSE Linux Enterprise 12以降 
  • Ubuntu 14.04以降 
  • Debian 7以降
  • FreeBSD 10.x以降
  • Photon 2.0以降

 

ライフサイクルにも記載があったが、

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/10.3.0/com.vmware.vsphere.vmwaretools.doc/GUID-14778D23-93A2-42F5-8F23-E19636827762.html

詳しいKBが別にあり、これを参考にした。

OS自体のサポートが終了しているVMware Toolsのバージョンはグレーで記載している。

ダウンロードサイトは、2023/10/8時点でダウンロードができることを確認をしている。tar.gzあるいはzipファイルのいずれかを落とせばいい。

 

以下のバージョンのVMware Toolsを手に入れておくことで、過去にVMwareがサポートをしていた全OSのVMware Toolsが手に入る。重複しているOSエントリはなく、記載されているOSの最終バージョンだけを記載している。

注意しなければならないのは、ケースによっては、VMware Tools以外に、パッチやパッケージが必要になることがあるので、単にツールを集めるだけではなく、実際に一度OSを作成してインストールをしておくことを勧める。古いOSはツールのインストーラーの起動に辿り着くまでが大変。SMBでコピーとか、ブラウザでダウンロードとか、OSが古すぎて跳ねられることがあるので。

10.0.12

全てOSのサポートが終了

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/10.0/rn/vmware-tools-10012-release-notes.html

ダウンロード

どう頑張っても入手不可。

winPreVista.iso:Windows 2000 SP4、Windows XP、および Windows Server 2003

winPre2k.iso:Windows NT, 95, 98

linuxPreGLibc25.iso:Red Hat Enterprise Linux 4.x、Oracle Linux 4.x、CentOS 4.x、Red Hat Enterprise Linux 3.x、SUSE Linux Enterprise 10、SUSE Linux Enterprise 9、Ubuntu 7.04、Ubuntu 8.04 LTS

darwinPre15.iso:Mac OS X バージョン 10.10.x (Yosemite)以前 (VMwareではMacOSのサポートは終了しているので注意)

netware.iso:Netware 5.1 / 6.x

 

10.1.15

全てOSのサポートが終了

リリースノート

https://docs.vmware.com/en/VMware-Tools/10.1/rn/vmware-tools-1015-release-notes.html

ダウンロード

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

どう頑張っても入手不可。(10.1.10で代用?)

VMware Tools packages for FreeBSD, Solaris and OS X

freebsd.iso : FreeBSD 9.x

 

10.2.5

全てOSのサポートが終了

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/10.2/rn/vmware-tools-1025-release-notes.html

ダウンロード

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

どう頑張っても入手不可。(10.2.1で代用?)

VMware Tools packages for Windows and Linux.

windows.iso:Windows Server 2008、Windows Server 2008 SP1、Windows Vista、Windows Vista SP1 

 

10.3.2

全てOSのサポートが終了

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/10.3/rn/vmware-tools-1032-release-notes.html

ダウンロード

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

VMware Tools packages for Windows and Linux

linux.iso:Ubuntu 10.04 LTS

 

10.3.10

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/10.3/rn/vmware-tools-10310-release-notes.html

ダウンロード

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

VMware Tools packages for Solaris and OS X

solaris.iso:Solaris 10.x, 11.x

 

10.3.22

全てOSのサポートが終了

リリースノート

https://docs.vmware.com/en/VMware-Tools/10.3/rn/VMware-Tools-10322-Release-Notes.html

ダウンロード

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

linux.iso Red Hat Enterprise Linux 5.x、Oracle Linux 5.x、CentOS 5.x、Asianux 3.x

vCenterでVMware Toolsが古いと警告される

 

10.3.26

リリースノート

https://docs.vmware.com/en/VMware-Tools/10.3/rn/vmware-tools-10326-release-notes/index.html

ダウンロード

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

linux.iso : Red Hat Enterprise Linux 6.x、Oracle Linux 6.x、CentOS 6.x、Asianux 4.x、SUSE Linux Enterprise 11、Ubuntu 12.04 LTS

 

11.0.6

全てOSのサポートが終了

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/11.0/rn/VMware-Tools-1106-Release-Notes.html

ダウンロード

Visual C++ https://learn.microsoft.com/en-US/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-170

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

VMware Tools packages for Windows

windows.iso : Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows Server 2008 SP2、Windows Vista SP2 

 

12.1.1

2023/10末にしれっとセキュリティアップデートでリリースされたmacos版のVMware Toolsは、VMware Tools 12.3.5に含まれている。

VMwareではMacOSのサポートは全て終了しているので注意。VMware Fusion/ごにょっとした、VMware Workstation/ESX向け。

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/12.1/rn/VMware-Tools-1210-Release-Notes.html

ダウンロード

 

https://support.broadcom.com/group/ecx/productdownloads?subfamily=VMware%20Tools

どう頑張っても入手不可。(12.2.0で代用?)

VMware Tools packages for macOS

darwin.iso:macOS versions 10.11  (El Capitan)以降

 

12.4.5

Windows Server 2012R2以前、Windows 8.1以前はサポートが終了している。

Windows 32bit OSの最終サポートバージョン

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/12.4/rn/vmware-tools-1245-release-notes/index.html

ダウンロード

Visual C++ https://learn.microsoft.com/en-US/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-170

windows.iso :

 Intel :Windows 7 SP1 以降 

    Arm: Windows 10 1709 Arm以降

このバージョンは、32bit版提供の最終バージョンとなる。また、こっそり、Windows 10 ARMのサポート最終バージョン。

よってこのバージョンの使い道はWindows 11 / 10 32bit, Windows 10 ARM向け。

 

12.5.0

Windows Server 2012R2以前、Windows 8.1以前はサポートが終了している。

Windows 64bit OSの最終サポートバージョン

リリースノート

https://docs.vmware.com/jp/VMware-Tools/12.5/rn/vmware-tools-1250-release-notes/index.html

ダウンロード

Visual C++ https://learn.microsoft.com/en-US/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-170

windows.iso :

 Intel : Windows Server 2008 R2 SP1 以降、Windows 7 SP1 以降 

    Arm: Windows 11 Arm以降

 

 

単にインストールするだけの目的なら、手っ取り早くVMware Toolsを入手する方法がある。VMware WorkstationをインストールするとMacOS以外の全ての最新版のisoが一気に手に入る。ただ、windows.isoやlinux.isoは最新のものと思われるので、Windows Server 2008R2以前やと一部のLinuxに関してはVMware Toolsのインストールが出来ないと思われる。

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さらにvSphere Clientからメニューでインストールする場合は、以下のKBにある事象が起きる。

https://kb.vmware.com/s/article/2147454?lang=ja

 

つまり、windows.isoやlinux.isoがどのOSをサポートしているかは、Guest OS Family と Guest OS Versionでファイル名が選択され、実際のISOイメージは、ESXにインストールされているVMware Toolsのバージョンに完全に依存してしまう。正しいVMware Toolsを確実にインストールする場合、vSphere Clientからインストールをせずに個別のVMware Toolsに含まれているISOファイルをゲストOSにマウントして手動でインストールをすることを強く勧める。最新のESXには、最新のVMware Toolsのwindows.isoとlinux.isoしか入っていない。つまり、ファイル名が合っていてもバージョンが合わず、結果としてインストールができない場合がある。

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